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  • 被害調査団 七日に派遣
    (六日夜)
 大本営は六日夕、広島市に投下された新型爆弾による被害調査のため、第二部長の有末精三中将を団長とする調査団の派遣を決めた。七日、所沢(埼玉県)を出発し、空路広島入りする予定。
 調査団には大本営から六人が参加。このほかに、理化学研究所の仁科芳雄博士と、陸軍航空本部技術部員が同行する。
 軍内部で、新型爆弾は新たに開発された原爆ではないかとする見方が出ているため、調査団は残留放射能などを重点的に調べ、事実の確認に全力を挙げる方針である。
 
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 2005年8月6日発行 中国新聞労働組合 広島市中区土橋町7番1号 郵便番号730-8677
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